2011年3月10日木曜日

フリマとガレージセールの始まりや日本のフリマの歩み

生活習慣や文化の違いから当初のうちは懸念されていたものが時代とともに少しずつ受け入れら始める。
初めから食わず嫌いっではなく、良いものはどんどん取り入れていくべきですよね。
実際の場所へ足を踏み入れると活気に満ちて、みなさんの購買欲も促進させられることだと思います。

ガレージセールとは、アメリカのごく日常的に-般の家庭で、引越や大掃除などの時にひらかれている不用品バザーのこと。自宅のガレージを使ったことからこう呼ばれています。納屋や庭先でやれば、バーンセールとかヤードセール、ローンセールと呼び、その他にストリートセール、ホームセール。引越ならムービングセールなどと呼ばれています。とにかく発祥の地、アメリカ西海岸では、週末になるといたるところで開かれ活気に満ち溢れています。

日常的に行なわれている不用品の販売裏びでおをバックグラウンドとするアメリカでは、自分の家の不用品を車1台分に積み込んで公園や広場に集合して、集団で不用品を販売する、いわゆるフリーマーケットやスワップミートも盛んに行なわれています。特にアメリカで最大といわれるローズボールのフリーマーケットは出店数1500店以上と1日では、とても見切れない規模でおこなわれています。

我が国日本では、オイルショック以降を境に消費者グループを中心に、不用品交換会が行なわれるようになりましたが、誰かが世話をやくこういったバザーは、不用品の再利用という啓蒙活動では大きな成果を上げましたが、個人えろレベルでのライフスタイルまでは定着していませんでした。
しかし、現在から22年程前の大阪の若者が中心になって、ガレージセール、フリーマーケットという名称で不用品の青空市を開催したところ、マスコミも「不用品の再利用は今や都市生活者の合理的ライフスタイル」と大きく取り上げました。結果、不用品の販売行為は「お店屋さんごっこ」の遊び感覚に、さまざまなガラクタはアンティーク感覚で評価され、省資源をスローガンとした倫理感の強いリサイクル運動を明るく楽しいデンマ生活者のライフスタイルというイメージに変化させました。

東海地区なども、1981年から中部リサイクル運動市民の会が、東京、大阪の流れをくんだガレージセール、フリ-マーケットを各地で開催し、その後の中部リサイクル運動市民の会スタッフだったメンバーが1988年4月に中部フリーマーケット連盟を設立。東海3県下でフリーマーケットを行なうようになりました。
スタート当初は、出店者もあまり集らずに新しい名前のバーゲンセールとも誤解されましたが、10年程前から出店者が急増し、また個人レベルでガレージセールを自主開催する人たちも増えており、今や東海地区においてもすっかり市民権を得たようです。