日本の経済状況が深刻化してきています。
95年の大震災の時もしばらく円高な状況が続きました。
今回は、非常に規模の大きいもので現在の状況が少しでも良くなっていくことを願っています。
17日の外国為替市場で円相場は一時、1ドル=76円台前半まで急騰し、1995年4月につけた79円75銭の戦後最高値を、約16年ぶりに更新した。東日本大震災で被害をうけた東京電力福島第1原子力発電所のトラブルが深刻化する中、復興のために日本企業が外貨建て資産を売るとの見方が広がり、投機筋を巻き込んで円買いが進んだ。円高の進行は輸出企業の採算悪化を招き、日本経済に打撃を与えそうだ。
円が最高値をつけたのは、阪神・淡路大震災が起きた1995年1月から約3カ月後であったことも、円買い連想につながったとみられる。
日本の企業活動は大震災や原発事故に伴う計画発電などで打撃を受けている。円相場の上昇が続けば、輸出主導の景気回復をめざす日本経済にはさらに高い壁がたちはだかることになる。氷河期といわれている学生の就職事情や雇用情勢にも影を電マ落としそうだ。
円相場については、円を積極的に買う材料を指摘する声はエロ乏しい。震災を受けて、国内投資家が海外への投資に慎重になるなど円買いと円売りのバランスが崩れた特殊事情に左右されている裏ビデオ面がある。日本経済の先行き不安が高い中、中期的には円売りを招くとの見方もある。
一方、政府、日銀は平成23年度補正予算の早期成立や、一段の金融緩和を迫られる可能性がある。市場は政府による為替介入への警戒を強めそうだ。