2011年9月8日木曜日

炭素繊維の世界市場、2015年に2倍超に拡大見通し

世界的にみてエコ市場となり、カーボンがかなりの注目を浴びています。 素材の単価的には、まだまだ高価でありながらもそれに対する需要が高い。 これからもどんどん使用される商品が増えると、おおかたの読みが見込まれる。 炭素繊維の世界市場規模が2015年に重量・金額ともに10年実績の2倍超に拡大するとの予測を発表した。航空機や自動車向けに裏ビデオ加え、風力発電のブレードや燃料電池のガス拡散層エロ動画など次世代エネルギー分野での需要拡大が期待できると指摘。「年率15%程度の高成長を維持する」とした。炭素繊維は、鉄の10倍の強度を持ちながら、重さは4分の1という先端素材。予測では15年の世界市場は、重量では10年比で2.17倍の6万3000トン、金額では2.23倍の2320億円に拡大する見通し。 釣りざおやテニスラケットなどスポーツ・レジャー向けは、経済発展の著しい中国で伸長。航空機向けは、1件当たりの使用量電マが多いうえ、機体の軽量化で燃費向上につながるため需要電マが高いとしている。また、自動車向けは現状では、一部の高級車やスポーツカーでの採用にとどまるが、電気自動車など次世代車での採用意欲がカリブ高いという。炭素繊維に、太陽電池やリチウムイオン電池の材料として使われる黒鉛なども加えた炭素素材全体でみても、15年には金額で8100億円と、10年比で2倍近くに膨らむと予測した。