かなりの大きなイメージダウンを強いられている我が国の自動車。
原因として数年前の大規模リコールや震災の影響が大きな問題です。
ただ、プラスの評価も多いだけに今後の挽回にも注目されます。
フォルクスワーゲンやゼネラルモーターズが迫ってくる中で、中国市場での日本車は苦難を経験するようになっている。中国網日本語版が報じた。トヨタ自動車は2011年上半期、販売台数371万台でGMに80万台以上の差をつけられ、世界トップの座を失った。米国と中国での需要増裏ビデオにより、GMの上半期の販売台数は453万6000台に増加。トヨタはGMとVWに抜かれ、世界3位となった。3月に起きた東日本大震災の影響のほか、リコールによるイメージダウン、既存の有力製品に依存し、手を加えるだけでニューモデルが登場しないこと、北米市場を重んじて中国市場に重視エロ動画していないことなどが原因で、日系自動車は一斉に電マ危機に陥る可能性もある。1263人を対象に行われた日系ブランドに関する調査によると、トヨタが上半期に販売台数で世界トップの座を失った原因は、3月に起きた東日本大震災で部品のサプライチェーンが断裂し、生産台数の減少、在庫切れとなったことである。また、製品の競争力低下も売上不振の原因の一つだ。そのほか、2009年末の全世界での大規模リコールによる悪影響がまだ存在することも、同社の売り上げ増のさまたげとなっている。
GMは今年に入って良好な成長ぶりを見せている。同社は1―7月、中国市場で前年同期比5.3%増の140万台を売上げ、米国市場では同15.6%増の147万7000台を売り上げた。昨年を見ると、トヨタの販売台数は841万8000台でGMより2万台多く、まだトップの座を電マ維持していた。ところが11年上半期、GMはトヨタより80万台以上多く売上げ、6年で最大となる差をつけた。トヨタが短期間でGMに追いつくのはたやすいことではない。そのほか、ホンダも世界中で大規模リコールをする事態に直面。ホンダは8月8日、中国市場の約76万台を含む249万台を世界でリコールすると発表した。約250万台という規模は、同社の10年の世界販売台数の70%に上る。また、中国市場でリコールする76万台は、昨年の中国での販売台数64万台を上回る規模だ。
日系自動車メーカーで大規模リコールが立て続けに発生したことで、業界ではその危機が議論されている。アンケート調査によると、回答者の29%が「ブランドのイメージダウンによる消費者の評価低下」は日系自動車メーカーが直面する最大の危機だと見ている。その次に大きい危機はライバルによる巨大な圧力だ。回答者の28%が「欧米や韓国系のカリブブランドに市場シェアを奪われていることは、日系自動車が直面する問題」と見ている。また、日系自動車の販売台数が全体的に減少し、企業が誤った市場戦略をしたことも指摘された。回答者の19%が、日系自動車が北米市場を過度に重んじ、中国市場を重視しなかったことが戦略の決定を遅らせ、ここ数年の中国市場のチャンスを手にできなかったと考える。消費者の55%は日系ブランドを選ばないとしているが、日系ブランドを選ぶ人はまだ45%いる。ここから、経済的で実用的な日系自動車は、中国にまだ大きな市場余地があることがわかる。