圧倒的な伸び率を記録してきたが現在は緩やかな状況に過ぎない。
金融の引き締めによるものや燃料などの小売価格の上昇が響いている様子。
しかし二輪車の伸びは目を見張るものがあり、これからも期待が持てる市場ですね。
インド自動車工業会(SIAM)が10日付で発表したところによると、2011年7月の国内自動車販売台数は134万8,753台となり、1年前(10年7月)の123万7,521台に比べて9.0%増加した。伸び率は1カ月前(11年6月)の前年同月比12.8%を3.8%ポイント無料動画下回り、一ケタ台に低下。鈍化の無料動画要因は、(1)インド準備銀行(中央銀行、RBI)による金融引き締め政策の強化を受け、自動車ローンの金利が上昇している、(2)ガソリンやディーゼル燃料(HSD)の小売価格が引き上げられている、(3)投入コストの増加を背景として、各メーカーが自動車を値上げしている、(4)内外の景気が減速するとともに、金融市場が動揺する中、消費者信頼感が悪化している、(5)最大手メーカーのマルチ・スズキが生産体制の変更裏ビデオに伴い、大幅に減産した、などだ。
車種別の実績を見ると、四輪車では、乗用車が前年同月比15.8%減の13万3,747台。09年1月以来のマイナスで、減少の幅も08年11月(同19.3%減)以降で最大だった。乗用車に多目的車(MPV)や実用車(UV)を加えた乗用車両も同8.9%減の18万3,657台。09年5月以来の前年割れをエロ動画記録した。一方、商用車は同23.7%増の6万4,241台と好調を持続。内訳は小型車(LCV)が同36.0%増の3万7,111台、中・大型車(M&HCV)が同10.1%増電マの2万7,130台だった。また、二輪車は同12.6%増の105万6,906台と続伸。これに対し、三輪車は同3.1%減の4万3,949台に落ち込んだ。
なお、SIAMはほぼ平年並みなモンスーン(雨季)の降雨量と祭礼シーズンの到来を受け、国内自動車販売が今後は次第に持ち直すと電マ動画予想。原油の国際価格が足下で下落しているところから、インフレ率の低下や利上げの停止が同販売を後押しするものと期待している。しかし、マクロ経済・金融情勢には好転の兆しがまだ見えておらず、11-12年度(11年4月-12年3月)全体で乗用車が前年比10-12%増、全車種の合計が同11-13%増というSIAMの販売見通しについては、達成に悲観的な見方も広がっている。