2011年5月25日水曜日

モダンなカフェ続々するインドネシアでコーヒー文化が多様化

少しでも余裕が出来てくるとみんな色々な事を考えますね。
日本でも多様化するビジネスで原形を留めないところもあります。
消費者の側から言えば、安くて・おいしくて・オシャレでと人さまざまですから。

世界第3位のコーヒー生産国のインドネシアで、国民所得の上昇に伴い、近代的な様式のカフェが増え続けている。ショッピングモール(複合商業施設)には、外資系や地場系を問わず、多くのカフェが立ち並び、路面店裏ビデオも深夜まで多くの若者でにぎわう。代表的なのが、米系大手コーヒーチェーンのスターバックス。2002年5月に、ジャカルタ中心部のショッピングモール内に第1号店を開設したのを皮切りに、フランチャイズ方式で店舗を年々増やしている。全国の主要都市に支店を構え、今年中には100店を超える見込みだ。無料の無線LAN(構内情報通信網)を備えた店舗がほとんどで、パソコンを持ち込み、エロインターネットに没頭する人の姿も多い。

価格帯は2万~3万ルピア(約190~285円)台が中心。国民1人当たり国内総生産(GDP)が昨年に3000ドル(約24万円)を超えたばかりで、最低賃金が月1万円超のインドネシアでは、まだまだ高価だ。とはいえ、富裕層の若者を中心に、どんどん電マ増えている中間層も取り込み、カフェ市場は所得向上で急速に拡大している。